GINSENG GUIDE · 2026.10.05
高麗人参とは?朝鮮人参・紅参・白参の違い
文:竹下 哲郎
高麗人参、朝鮮人参、紅参、白参。名前がいくつもあると、別の植物なのか、産地が違うのか迷ってしまいます。まずは「植物の名前」と「加工した原料の名前」を分けて考えてみましょう。
高麗人参と朝鮮人参は、同じ植物の呼び名。
高麗人参は、学名を Panax ginseng C.A.Mey. とするウコギ科の植物です。英国キュー王立植物園のデータベースでは、朝鮮人参(chosen ninjin)や Korean ginseng もこの植物の呼び名として掲載されています。
呼び名だけでは、商品の実際の原産地までは分かりません。原料の産地を知りたい場合は、商品ごとの表示や説明を確認することが大切です。
紅参と白参は、加工方法による違い。
キュー王立植物園の資料では、紅参は皮をむかずに蒸して乾燥させた根、白参は皮をむいて日干しした根として説明されています。同じ植物でも、加工方法の違いが名前に表れています。
| 名前 | 何を表すか |
|---|---|
| 高麗人参・朝鮮人参 | Panax ginseng という植物の呼び名 |
| 紅参(こうじん) | 蒸して乾燥させた根 |
| 白参(はくじん) | 皮をむき、日干しした根 |
産地、加工方法、商品仕様を分けて見る。
私たちは吉林省産の高麗人参を使う計画です。「どこで栽培されたか」と「どう加工されたか」は、それぞれ確認したい情報。産地の名前だけで判断せず、使う原料の栽培・加工や検査情報を確かめていきます。
商品を選ぶときは、原料の産地、加工方法、原材料表示、内容量、飲み方を確認してみてください。名前が分かると、商品説明も少し読みやすくなります。
飲みやすさも、私たちが向き合いたい課題。
私にとって高麗人参への関心が深まったきっかけは、韓国のコンビニで手に取ったドリンクでした。その後に購入した商品では苦さが気になり、「もっと飲みやすくできないだろうか」と考えるようになりました。
原料を知ることと、自分が続けたいと思える味を探すこと。その両方を大切にしながら、商品づくりを進めています。
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